「うまくいく夫婦」に共通する雰囲気とは?

離婚は、最初は必ず心の中で始まる。法律的手続きはその後のことだ。つまり心の中で起こったことの外的な形式にすぎないのだ。

マーフィ—博士の知り合いで、結婚してたった数力月にしかならない若夫婦が
離婚を求めていました。

マーフィ—博士がこの若い夫の方に会っていろいろ話してみると、
彼ははじめ妻に捨てられることをたえず恐れていたことがわかりました。

彼は嫌われることを予期し、また妻が不貞を働くだろうと信じ、
こういう考えが彼の頭から去ったことはありませんでした。

そして、そういう心配、不安、危惧の感情は、彼の強迫観念になってきました。

彼の心は、離別と疑惑の感情で満たされていました。彼女の方も
彼に冷淡になりました。

彼自身の持つ喪失感と別離感、あるいはその雰囲気が二人に
作用をおよぼし始めていたのです。

作用と反作用、原因と結果の法則によって、心の型はそれに
応ずる状態を作り出しました。

この場合の作用(原因)は彼の考え、つまり意識する心の内容であり、
反作用(結果)は潜在意識の反応です。

彼の妻は家を出て、離婚を請求しました。

これこそ、彼がはじめから恐れていたことなのです。

よい考えがよい状態を作り出すように、否定的な考えは否定的な
状態を作り出すのです。

マーフィ—博士は心の法則を二人に説明してやりました。

離婚は、まず心の中で始まり、法律的手段はその外的確認の
形式にすぎないことを悟らせました。

二人は博士の忠告を聞いて、相手に心配の型を投射することをやめ、
愛と平和と調和と善意を投射することを実行することにしたのです。

二人は代わるがわるに、毎晩、詩篇を読み合うことにしました。

彼の結婚は、日ましに美しくなつてきています。

marf001

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